medicine wheel
メディスンホイールはsacred hoop(セイクレッドフープ・聖なる輪)とも呼ばれ、部族によって様々な意味を持っています。
全ての生き物の命のサイクルを表す事から「生命の輪」とも呼ばれます。
この世のすべてのもの、植物や動物、川や岩や大地にも魂と生命が宿っていて
生きとし生けるものは、他の存在と調和し分かち合うことを学び、 受け入れ「すべてのものとの繋がりに気づく」という思想をカタチにしたものです。
すべては円(サイクル)の中で起こっている事を表しています。
例えば、季節は春に始まり、冬で終わってまた春が訪れます。
また、メディスンホイールは、今現在、私たちは人生の中でどの位置にいるのか、そして次に進む為には何が必要なのかを気づかせてくれるヒントを与えてくれます。
私たちが歩むその一歩一歩に意味がある事を学ばさせてくれます。
そして新しい成長への教えを与える、興味深いシンボルです。
また一人一人がそれぞれの人生という旅を完成させる為に、通り抜けなくてはならない課題を表す命の輪でもあります。
この聖なる輪の中にある十字は、神聖な数である4directions (東、南、西、北の4つの方角)からなっており、それぞれに重要なレッスンと教えがあり、動物の精霊が各方角を守っています。
その他にも人種(赤黄白黒)、季節などをはじめとする、さまざまな意味を内包し象徴したものであり、 バランス、調和などの「4」を表し、輪はすべてのものと自分はつながっているという意味があり、始まりも終わりもないという世界観を表しています。
神聖な4の意味として例えば、万物は4つの要素に分かれており「誕生」「成長」「老齢」「死」の4要素、または、 「肉体」「感情」「知力」「精神」であり、春夏秋冬などもこれに含まれます。