今年も堕落論 風呂に浸かりながら、スマホで読み放題の本を読む時代になった。 (著作権の切れた昔の作品が主だが) 久々に読んだ「堕落論」は不思議と なんだか今の日本にもピッタリの内容だった。 この本はいつ読んでもピッタリしてしまう不思議さがあった。 という事は俺はずっと順調に堕ち続けているのだろうか? 堕ちきったところから自分を発見し、救わなければならない。 なんて言葉を目で追いつつも、携帯いじって湯船に浸かる自分の姿が 「堕ち足りない」と責められそうで、徐々に湯船に沈んで行くのであった。